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artist
Jay-Z feat. Pharrell

title
Change Clothes / What More Can I Say



Comment

 11月も今日で終わりですね。ってことは、あと1ヶ月で03年も終わりかぁ(早)。ここんとこ、「Episode 32 Vol.2」の発送作業やら「Candy」でのプレゼント用のMix Tapeの作成やらで、まともにReviewを書いてませんね(詫)。
 ……ってことで、今日はNeptunesモノで3枚。ちぇけら。

 大方の予想通りの順調な滑り出しのようです。初登場の週のBillboard総合Album Chartで、Jay-Zの最新作&引退作である「The Black Album」(=写真)が46.3万枚を売り挙げてTopに立ちました(自身のキャリアで通算6枚目のNo.1Album)。
 で、同Albumからの正規Single第1弾となったのがこちら。海賊盤防止のため、発売日が繰り上がったAlbumのリリースとほとんど時差のないリリースということもあり、このSingleのPromotinoなんてほとんど行われていなかったようですが(文字通り、Promo盤が出回った時期が短か過ぎ=すぐに正規リリースでしたし)、やはり話題沸騰のようですね。

 それもそのはず。Pro.を手掛けたのは、最早Classicと呼ぶのも差し支えない「I Just Wanna Love U」(00年)から始まり、「Excuse Me Miss Again」a.k.a.“ららら”に「Frontin’」と、その相性の良さは折り紙付きのNeptunesなんですもん(なおAlbum収録の「Allure」もNeptunes Pro.のようですね。BCATくん、これどうなん?)。
 この時点である程度の水準は保証されているとも言えるTrackの方は、それこそ「Frontin」的なメローな仕上がり。もちろん悪くはないのですが、天邪鬼なオイラとしては(笑)、Jay-ZほどのArtistのLast Albumからの1発目にしては、ちょっとインパクトに弱い=無難にまとめてきちゃいましたね?感が否めませんですなぁ(うわぁ、批判されそうなReviewだ……)。

 それよりも、カップリングの「What More Can I Say」の方が個人的には断然ヤボイです!何かの集会に集まった人々のシュプレヒコールが徐々に大きくなっていくようなIntroに被さるように「Turn the music up, turn me down Guru…let's go get 'em again This time it's for the money my nigga Brooklyn, stand up」とJay-Zが登場したかと思ったら(蛇足ながら、このGuruはGang StarrのGuruを指しているわけじゃないです)……ん?このTrackは?
 古くは、LLにバトルを挑んだ(曲である「Second Round K.O.」をカップリングに収録した)ことも懐かしいCanibusが「How We Roll」(98年)で(Introから徐々に加速&Outroに向けて徐々に減速していくTrackは斬新でしたな)、記憶に新しい所では、10月18日紹介済みのDJ Spinna「Rock(The Grand Finale)」同様に、Manhattan Records Exclusive&日本先行でぼちぼち発売されるUp Aboveレーベル発のV.A. Album(Title不明)からの先行正規Single である、Beatnutsの「Simple Murder(Vision Remix)」(02年)でも使われた、MFSB「Something For Nothing」をネタにしているじゃないですかぁっ?!

 「俺は今まで、自分の感情をとらえようと努力してきたんだ。これまで、Sound TrackやGuest Apperance Albumを別にして、10枚のAlbumをリリースした。でも、金のために音楽をやっているうちは、心から楽しめないんだよ。プロとしてやるには、俺は音楽を愛しすぎてると思う。他のArtisがホットな曲を聴かせてくれるのはすごく嬉しいんだ。純粋に楽しめるからね。俺はただ音楽で感情を発散させたかっただけさ。ほかにどう説明すればいい?やるべきことはすべてやり遂げたよ」(MTV Japan.comより引用)

 BPM的にはBeatnuts>Canibus>Jay-Z、ネタの使い方的にはBeatnutsの曲に一番近いそんなハーコーなTrack上で、Rapperとしてのキャリアに束縛される苦痛について歌っております。
 Beatnutsの「Sinple Murder」はそれはそれでメチャクチャかっこよかったですが、どうして同ネタでここまで違う展開を作りだせるのでしょうね。言っている内容のシリアスさもあるのでしょうが、やはり“King Of New York”なだけあります。渋い。上手い。

 What more can I sayyyyyyyyyyy?
 What more can I doooooooooooo?
 I gave this up to youuuuuuuuu
 I know this much is truuuuuue, truuuuuuue

 Additional Vo.に迎えられたVincent“Hum V”Bosticが息の続く限りに歌い伸ばすChorus部分(↑)との対照も絶妙。「And I ain't animated like say I Busta Rhymes」(Busta Rymesみたいに陽気にはなれない)と呟いた後にA Cappellaで2×8かますとこなんて鳥肌もんでしょ(濡)?

PS
 ↑と、Bustaの名前をリリックで使ったもんだから、当のBustaからあらぬ誤解を受けてしまったJay-Z。なんと、Bustaが「What More Can I Say」への報復としてJay-ZをDisした曲「You a Memory」をNew Yorkのラジオ局 であるWQHT-FMに持ちこんだらしいのです。
 気になる内容はと言えば、「おい 聞いてるか?俺に刃向かうなんていい度胸だな」という感じ。すわ一触即発か?と思われましたが、Bustaから連絡が入り、「このRapはJay-Zのことを指しているのではなく、単なるBattle Rapだ」と情報を否定したようです。

 MTVを訪れたJay、問題のリリックに関して、以下のように説明。「誤解を招くような歌詞じゃないと思うけど。(中略)過剰反応は勘弁して欲しいよ。Bustaはステージでかなりハイテンションだけど、そんなパワーが俺にはないって言っただけさ。それを悪く受け取るなんて、神経過敏としか言いようがないよ」

PS2
 Album内ではInterlude扱いのfeat. Just Blaze「Public Service Announcement」(=写真) も、ここんとこRoc-A-Fellaがお得意としているWhite Promo(いつも思うんだけど、これ、Bootじゃないのかにゃぁ?)で同時期にCutされましたが、早くもfeat. Timbaland「Dirt Off Your Shoulder」もWhite PromoでCutされた模様です。 一体、何枚切るんだい……。


 そう言えば、2日に紹介したJay-Z feat. Exo「Hovi Baby(Remix)」はAlbum未収録でしたね。カップリングのfeat. Timba「Get Off Minez」にしても然りですし、このSingleはどういう位置付けでリリースされたんでしょうか(謎)?やっぱ、Albumへの期待を高めるためなんだろうなぁ……うーん、踊らされる消費者の典型だな、オイラってば。

PS3
 「引退後はビジネスに専念する」と、やはり引退の決意が堅いJay-Zですが、マンハッタンで経営しているスポーツバー「40/40Club」の業績が好調なようで、ラスベガスとマイアミにフランチャイズ店を出店しようと計画中なんだとか。もぉ、こうなったら日本にも進出しちゃって下さい(笑)。

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artist
V.A.

title
Star Trak Sampler



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 というわけで、Neptunesモノ3枚と言いながら、↑のJay-Zではカップリング曲に注目してしまいました(詫)。では、ここからは純然たる“ネプWorld”で。

 Star Trakと言えば、ご存知Neptunesが主宰するレーベルであり、夏に所属Artsitのお披露目的な内容のV.A. Album「Neptunes Presents:Clones」(8月21日紹介済み)をリリースしたことも記憶に新しいでしょう。
 で、そのStar Trakからの既出&未発表音源をまとめた「Star Trak Sampler」と題された怪しげな全5曲入りのPromo盤(EUプレスWhite Promo?)がこちらです。

 ますは、あのDef Jamが昨今のレゲエブームに目をつけて立ち上げたDef Jamaica(あ、安易過ぎる……)のド派手なジャケのV.A. Albumに収録されていた時点で話題だったPharrell feat. Jay-Z, Wayne Marshall & Vybe Kartel「Frontin’(Dance Hall Remix)」をA-1に再録。
 Introから「Original dancehall remix from Kingston Jamaica, Star Trak!Turn it up, turn it up, turn it up, wow!」とWayne Marshallが猛り狂ってます(笑)。

 中盤にDiwaliバリのHands Clapがあったりもしますが、基本的にTrackは例のOriginal Ver.とほぼ同じ(ちょっとブツ切り気味になってるかな?)。
 しかしDef Jamaicaってことで、1st Verse(だけ)のJay-Zに続いては、Vybe Kartel(2nd&3th Verse)とWayne Marshall(3rd&5th Verse)のお2人を加えたことで、ぐっとフロアー仕様に変身しております。季節的に厳しくなってきた感は否めませんが、知らなかった方は要Check!

 A-2(A-3はClean Ver.)のClipse「Pussy」a.k.a.「ぷっしぃぃぃぃ(5秒)ぃぃぃぃぃっや!」(笑)も、既にStar TrakジャケのPromoも出回っているのでスルーするとして、やはり注目はB面に収録されたこちらでしょう!
 ……そう!B-1のN.E.R.D.「Don’t Worry About It」!……は、またまた彼らの趣味全開のRock節なのでスルー。そうじゃなくて、B-2のRosco P Coldchain「Gangsta Banga」の方……でもなくて、B-3のVanessa Marquez「Day Dreaming」ですよ!!

 Album中でも明らかに立位置が違うB-1のVanessa Marquez「Good Girl」には、一聴した時点であっさりとヤられましたねぇ(濡)。

 Star Trak所属のヴァネッサ・マルケスというメキシコの新人♀SingerによるR-n-Bで、Chadが「スムースでイノセントで“メキシコのブランディ”みたいな感じ」(って、どんなだよ?とツッコミ)と言っているように、これがメチャクチャ気持ちEんですわ♪
 TrackはどこかClipse「Gridin’」を彷彿させる作りながら、ピアノや弦楽器の涼しげな上モノが心地よく、“ぐっごぉ〜っぐっごぉ〜っ(Good Girl Good Girl)”のChorusなんて、一度聴いたら口ずさんじゃうこと必至でしょう。2nd Chorus後、Trackが変わり、伸びやかに歌い上げる部分もたまらないでしょ?

 Vanessa Marquez、覚えておいて損はないお名前でしょう(顔が見たひ)。&この曲はSingle Cutを熱望ですね!


↑と、オイラが「Neptunes Presents:Clones」のReviewの中で触れた彼女のことを覚えていますか?やっぱりVanessa Marquezはネプも力を入れているのでしょう。
 で、今回の「Day Dreaming」……こりゃ、ボサノヴァじゃないですかぇ(驚)?!Intro聴いた瞬間に、思わず「Mas Que Nada」(ほら、サッカーとかでよく流れるアレね)を連想しちゃいましたもん。いやぁ〜、おされ。最高におされ(濡)。

 というわけで、レゲエからRock、ボサノヴァまで(もちろんHip Hopも)とネプの引き出しの多さに脱帽必至の内容ですな。ただ、Vanessa Marquez「Day Dreaming」の音が悪いんだよなぁ……(悔)。

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artist
Justin Timberlake

title
I’m Lovin’ It



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 もう「元N’syncの最年少メンバーで……」なんて説明も不要のイケメンJustinくん。02年のSoloデビューAlbum「Justified」(=↓写真)収録曲の多くを手がけたのがネプ(とTimba)であったことからも分かる通り、アイドルから脱皮し、すっかりネプファミリーの一員です。


 12月17日に発売されるJustinくんのUKでのLiveの模様を収めたDVD「Live From London」からのPromo Cutという今回の新曲は、BCATくんのメルマガで11月19日に紹介されていた通り(3.5★)、「McDonaldのキャンペーンSongとして」118ヶ国で使用され、「相性の良いProducer、Neptunesを迎えた曲として話題を集めている楽曲です」
 ……えぇっい、このままBCATくんのメルマガを使わせてもらおう(詫&感)。「キャンペーンSongということもあって、歌自体は一般受けするようなキャッチャーなPopな構成になっています。Trackも分かりやすいといってしまえばその一言につきますが、Neptunesのハネのあるドラムの叩き方に自然に肩が揺れてしまう面白い作品です」。……です(はい、サボリ)。

 まぁ、個人的に言えば、「Grindin’」並に使いづらい曲であると感じました(汗)。えぇ、「Grindin’」も苦手なんですよね、オイラ、ヘタレなんで(恥)。
 「ぱらっぱっぱっぱぁ〜♪」という♀のBack Vo.も悪くないけど、必死になって探すような盤ではありません。やっぱJustinの最高傑作は「Like I Love You」(のClipseのPart)ですな。

PS
 Album「Jusitfied」からは既に、「Like I Love You」「Rock Your Body」といった“ネプ×Justinくん”Hitが生まれていますが、ちゃんとAlbum1曲目の「Senorita」も押さえましたか?


 UKからのジャケ付き正規盤(=写真)には、House Remixが2 Ver.と、ちょっとラテン風味なRemixが収録されていますが、あのイけてるPV(最高!)のVer.、つまり肝心のAlbum Ver.は未収録なので要注意!
 とは言え、Singleの形では1ヶ月ほど前に出回った45回転の怪しげなBoot盤でしか存在しないために、結論としては「今からでもAlbumを買うべし」(笑)。

PS2
 そんな元メンバーであるJustinくんの成功を横目に、元N’syncのJc Chasezが、feat.に元Ol’ Dirty BastardのDirt McGirtを迎えた「Some Girls」という曲をJiveからのPromo盤でリリースしているようです……って、全然話題になってねー(憐)。

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Smoot feat. Jadakiss & Swizz Beatz

title
Let’s Get It



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 皆さんお気づきかどうかは分かりませんが、ここんとこ、Event『Candy』の準備やらMix Tape『Episode 32 Vol.2』の作成(難産でした、マジで今回は……詳細はこちらにて23日午前中には公開予定!)やらなんやらで、新譜のReviewが遅れに遅れておりました(詫)。
 そこで今回のReviewは、そのツケを一気に清算するかのような「おぃ!そんなの今更になって紹介するなよ(怒)」的なPromo Only盤を7連発で(いつもより軽めで?)参ります……ってか、どれも9月に買ってあったんじゃん(遅)。

 以前に、Lionel Richie「All Night Long」まんな使いの「Party All Nite」というPromo Onlyの曲を出している(らしい……ってか、オイラは実物を見たことがないので知りません)Smootさんというお方が、Universal傘下のRap Rock Recordsなるマイナーレーベルから、やはりPromo Onlyで新作をリリースしてました。
 「from Hip Hop Story Tha Movie Soundtrack」と盤に書いてあるのですが、何のことだかさっぱり分からなかったので、Rap Rock RecordsのHPを覗いてみました……あぁ、そう言えば、↓こんなAlbumが03年の春ぐらいに出回ってたわね(笑)。


 「で、『Hip Hop Story Tha Movie』とは何ぞや?」……はい、訳すのが面倒なので、↓の文章をパクってきました。じゃ、皆さん、各自でお読み下さい(無責任)。

 HIP-HOP STORY : THA MOVIE deals with the trials, tribulations and triumphs of HIP-Hop, and looks into the life and times of the biggest players in the multi-billion dolar HIP-HOP industry.
 The film is also the story of the aftermath of the murders of two great street poets Tupac Shakur and Notorious B.I.G., the tales of the legendary godfather of gangster rap Eazy-E and the movement to unify HIP-HOP.
 The film delivers dynamic performances, dazzling audio and visual entertainment that is virtually unprecidented in programming of this nature, and features in depth interviews with rap artists, such as Snoop Dogg, KRS-ONE, Master-P and record company executives.
 These powerful insiders provide a candid, behind-the-scenes look at the past, present and future of HIP-HOP culture.

……ということです(笑)。で、この映画の配給元となったのがRap RockのFilms部門のである関係から、サントラがRap Rockからリリースされたわけですね。
 “from”とはあるのですが、同Albumに収録されていたのは「Party All Nite」の方でして、今回紹介する曲は、(はたして03年の夏に予定通りリリースされたのかすら知りませんが)Rap Rock RecordsのCEOでもあるSmootさんのAlbum「Amerikaz Postor Boy」(=写真)からのSingle Cutであるかと思われます。

 前置きが長過ぎでしたが、こっからは簡潔に(笑)。

 正直言って、Pro.が誰なのかすら分かりませんが、feat.にSwizzもいることですし、きっとSwizzでしょう(適当)。まぁ、そう言われれば「あぁSwizzっぽいわ」と思われる電子音主体のTrackです。例えるならば、G. Dep「Special Delivery」を早くして煌びやかさを加えた感じですかね?
 (Swizzの声に対する記憶力が定かではないので間違っていたらすいませんが)1st VerseをSwizzが、2nd VerseはJadakissが、そして3rd VerseでSmootさんがかましております。この中の面子で、このTrackとなれば、やっぱJadakissの存在感が抜きん出てますね。

 しかし、この曲の白眉は、何と言ってもこのhook。ド頭から、Double X a.k.a. Double XX Posseの「Money Talks」(ちゃんと再発盤は買いました?95年のOriginalジャケ付きUS盤ならば3千円コースですぞ!)ばりに「Make Money Money!Make Money Money!Take Money Money!Take Money Money!」の必殺フレーズ炸裂で昇天必至でしょう(濡)。

 ちなみにhook部分はSmootさん主体で、feat.の2人が合いの手を挟み込んでいるのですが、ちょっと物足りなさを感じてしまいました。Trackも単調だからかな?無理して探すような盤ではないでしょう。

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artist
Ric-A-Che feat. Darija

title
Coo-Coo Che



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 夏頃に、David Bannerらが所属するUniversal傘下のStreet Records Corp.から、ほぼ同時期に、なんだか薄汚れたようなデザインのジャケの2枚のPromoが出まわっていたのはご存知でしょうか?
 レゲエっぽいTrack上でアゲ系な歌をかますAkon「Bananza(Belly Dancer)」(=写真)の方は、既に正規盤もリリース済みですし、Checkしている方も多いと思うので割愛します(ってか、詳細がさっぱり分からんし……)。では、こちらの盤は?


 Street Records Corp.のHPを覗いてみても、David Bannerのことしか触れられていないので詳細は一切不明なのですが、そんことはどーでも良くなっちゃう曲ですな、これは♪
 上手く伝わるかは分かりませんが、心地Eギターリフを主体とし、どことなくArrested Developmentっぽい“土臭さ”を感じさせるスピリチュアルな“癒し系”(この言葉嫌いなんだけどね)Track!……はい、さっぱり伝わってませんね(笑)。

 のっけから、feat.に迎えられたDarija嬢(詳細不明)がしっぽりと歌い上げるChorusで幕を上げるのですが、小鳥のさえずりのように「くくち、くくち、くくちぃ〜Yeah♪」フレーズ(本当にこう言ってます)で絡む子供(?)の声が病みつきになること必至です。盤には「Contains Samples From The Composition“Kukuchi”」とあるので、このフレーズも何か関係あるんでしょう(知ったかぶり)。
 本来は主役であるはずのRic-A-Cheなる♂Rapperも、こんな可愛いChorusの前では引き立て役に過ぎません。彼自体も(ってか、限りなく一発屋っぽいMC名だ……)ほのぼのとしたラガflowではあるんですけどね。

 この盤をゲッツしたのは9月頃だったと記憶しておりますが、はっきり言って、今の季節が最も似合います(秋)。なんか、幸せになるわぁ〜(濡)。くくち、くくち、くくちぃ〜Yeah♪

 ……はい!詳細不明な盤は、さくっと終りにしましょう(笑)。……それにしても、「Darijaってだりじゃ?」……すいません、これが言いたくてReviewを書いたようなもんです(寒)。

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artist
Raekwon feat. Tiffany Villarreal

title
The Hood



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  これも随分と旧聞に属しますが、BCATくんの8月28日配信分のメルマガで紹介されていたのが、今回紹介する曲の“逆feat. Ver.”(と言うか、今回が“お返しVer.”とも言えますね)であるTiffany Villarreal feat. Raekwon「Rewind The Time」でした。
 で、その“お返しVer.”となるこの作品。Wu-Tangの中心人物であるRaekwon“料理人”Thw Chefでしたが、Loud倒産後は、(確か)Ice Water Inc.なるインディーレーベルからSingleを出したぐらいで不遇の時代を送っていたようです。それが、何時の間にか大手Universalと契約していたんですね(へぇ)。ま、だからこそ、Universalの新人♀SingerであるTiffany Villarrealなるお嬢さんの上記デビューSIngleにfeat.されていたんでしょうけど。

 Someday, I know you’ll be far away, I’ll be right here to stay, give me one day
 Baby baby, Don’t run away, come see me someday, I’ll be right here to way(?), just give me love way

 のっけから、とんでもなく切ない内容をアカペラで歌い始めるTiffany VillarrealのChorus(↑)で幕を開けるこの曲。Tiffany Villarreal feat. Raekwon「Rewind The Time」を紹介していたBCATくんのそのメルマガの中では「Singerとしてはちょっと歌上手くないような気がしてならないです。なにか脱力感ばかり感じてしまいます」と酷評されていましたが(笑)、こういう雰囲気で歌うのであればアリだと思いますね。

 Executive Pro.には、自身と総帥RZAの名が見うけられますが、Pro.を担当したの大御所Ez Elpee!古くはCommonやA.T.C.Q.での仕事を、すぐに思い浮かぶとこではQ.B. Finest「Oochie Wally」や G.Dep「Special Delivery」なんかのHit曲を手掛けたのも彼ですね。
 上ネタのピアノの旋律が美しくも儚げなTrack自体は、日本“だけ”で局所的にHitしそうな作りになっております(笑)。だって皆さん、LL Cool J feat. J-Lo「All I Have」やNelly feat. Kelly「Dilemma」なんかはお好きなんでしょ(濡)?

 それにしても、RZAが全面的にPro.をしたのなら作れなそうな(失礼!)Trackの出来もさることながら、よくもまぁ、ドロドロDope路線(笑)で認知されているRaekwon自身が、こんな綺麗なMidで仕事が出来たもんですなぁ(感)。悪くない。

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artist
Blu Cantrell feat. Ian Lewis (of Inner Circle)

title
Make Me Wanna Scream



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 Dr.Dre「What’s The Differecne」使いの「Breathe」が特大Hitしたことで、その人気を不動の物にした感のあるBlu Cantrell嬢(か、可愛い過ぎるぅ〜♪)が、03年の6月にリリースした2nd Album「Bitter Sweet」(=写真)から、遅れに遅れた2nd SingleがCutされました。ま、紹介するのも遅れに遅れてるんですけどね(笑)。
 01年のデビューAlbum「So Blu」からのSingle Cutである「Hit 'Em Up Style(Oops!)」の時点でも既に感じられましたが、彼女のラガっぽい作品での仕事っぷりはEですね。「Breathe」のSean Paulに続き、こちらでもInner CircleからIan Lewisを迎えています。

 Arista RecordsのCEOであるAntonio“L.A.”Reid、そしてPro.のChristopher Stewartに見初められた彼女だけあって、「So Blu」収録曲のほとんど(「Hit 'Em Up Style(Oops!)」はDallas Austinだけどね)を手掛けたChristopher“Tricky”Stewart(率いるRedZone Pro.のDon Vito & Trixer)をPro.に迎え、語弊を恐れずに言えば、どこかMissy「Get Ur Freak On」を彷彿させる所があるようなアゲアゲナンバーに仕上げてきました。
 所々に挟みこまれる「うふふふっ」の笑い声も耳に残るこの曲、Verse部分ではBlu Cantrell嬢の勢いのある低音が、hook前のbridge部分ではSoulfulで情熱的な高音が堪能できます。その盛り上がりが頂点&口ずさみ必至になるのが、この3回繰り返し変則hook(↓)でしょう。

 You make me wanna shout!Make me wanna scream!Make me loose my cool!
 But I'm gonna throw my hands up!

 feat.に迎えられているIan Lewisですが、Introでちょろっとスペイン語(?)をかますのと、2nd hookと3rd hook間の4×8のbreak部分(↓)だけの出番です。ちょっと物足りないかな?ちかばぅわぅわぅ!

 Chicka-bow Chicka-bow!Chicka bow wow wow!
 Blu Cantrell is hot, hot!Blu catrell is on fire!

 さてさて。「Breathe」や今回紹介した「Make Me Wanna Scream」はもちろん、CD Onlyとなった2nd Albumから8曲を収録した(1st Album収録の「All You Had To Say」もなぜか再録してたりしますが)Album Samplerが日本盤Onlyで出てたのはご存知でしょうか?
 面倒くさいので各収録曲に関しては触れませんが(笑)、アゲアゲだけではない彼女の素晴らしくSoulfulな歌声を堪能出来ます。個人的にお薦めなのは、ストリングスが気持ち良く揺れる涼しげなTrack上で、伸びやかに歌い上げるA-1「I Love You」ですかね。

PS
 feat.に迎えられたIan Lewisが所属するInner Circleですが、03年6月にとんでもないBest盤をCD Onlyでリリースしておりました。「Da Covers - It’s Da New Best Of Inner Circle」(=写真)というAlbum Title通り、彼らの代名詞とも言えるカヴァー曲の数々を厳選した驚愕の内容なんですもん!
 ……そして、そして!Blu Cantrell嬢同様、これまたアナログ派にとっては感涙モノなのが、同Albumから8曲を収録したEP SamplerがCutされていたことです(多分Bootですけどね)。


 気になる収録内容はと言えば、平井“イケメン”堅も歌った、時代を超えた名曲である「大きな古時計」のカヴァーである「Grandfather’s Clock」(A-1)を筆頭に、一時期のHONDAのCMでも流れていた、お馴染みBeatlesの「Ob-La-Di,Ob-La-Da」(A-2)のカヴァー(CMも誰かのカヴァーでしたね)に、映画『Ghost』でお馴染み、数々のArtistによって様々な形でカヴァーされている「Unchaines Melody」(A-3)や、日本が世界に誇る坂本九の名曲「明日があるさ」のカヴァーである「Ashitaga Arusa」(B-3)などなど……。
 ……えぇ、白状しましょう。この盤に収録された曲のいずれかを、新作Mix Tape「Episode 32 - Vol.2」で使っています。聴いてからのお楽しみ♪

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artist
Aretha Franklin

title
Wonderful



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 Mary姉さんが“Queen Of Hip Hop Soul”ならば、そのMary J.を始め、Lauryn HillやFaith Evans、Ashantiらが異口同音に「最も影響を受けたArtist」として名を挙げるのが、“Queen Of Soul”ことAretha Franklin。
 あ。50年代から活躍する大御所であるため、書き出したら大変な量になることは目に見えているので彼女の経歴はここでは追いません。悪しからず(逃)。

 で、そんな彼女が(どんなよ?)、98年の復活作「A Rose Is Still A Rose」以来となる、5年ぶりのNew Album「So Damn Happy」(=写真)をCD Onlyで9月にAristaからリリースしてきました。ほぼ同時期に、BlazeによるRemixを収録した「The Only Thing Missin’」が正規盤でCutされていましたが、正確にはこちらのPromo盤が1st Singleでしょう。

 Pro.を担当したのは、かつてはBad Boy軍団の一員として、Faith Evans「Love Like This」やBiggie「Hypnotyze」等のClassicを放った実績のあるRon“Amen-La”Lawrence。このクレジットの時点で期待は高まるってもんでしょうが、その期待は全く裏切られません。
 Curtis Mayfieldの永遠の名曲である「Tripping out」をどことなく思い起こさせる弾力のあるベースラインに、軽やかで煌びやかなピアノの高鳴りから成るSmooth MidのTrackは、陽だまりの中にいるようなポカポカした気分に浸れるTrackです(暖)。

 そして、その素晴らしい音に映えるのが、未だ衰えることを知らぬArethaの伸びやかで込み上げるような歌声――まさに“Woderful”(濡)。あぁぁ〜あぁぁ〜, I Think You’re Wonderful♪
 また、Chorus部分のBack Vo.には、Columbiaが03年の夏に送りこんだ期待の新人であるSara Devine嬢(5月20日にEP「The Truth」を紹介済み)を迎え、新旧の♀Vo.のSoulfulでPowerfulな歌声が堪能できます。

 本当にE曲です(癒)。和みます。気持ちE。最高。えぇ、何度でも言いましょう――まさに“Woderful”(濡)。以上。必聴。

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artist
Chico Debarge

title
Home Alone



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 「俺は自由=安定を求めている」と公に宣言していた通り、10年以上に渡って在籍していたMotownというメジャーの庇護を離れることを決断、そしてJonathan Arthur DeBargeことChico Debarge(Respect 2 BCAT)が移籍先として選んだのがKochレーベルでした。
 03年の3月にCD Onlyでリリースされた移籍第1弾の4th Album「Free」(=写真)からは、既にKochお得意の“シールだけ貼ってあるWhite Promo”の形で「Not 2 Gether」(5月18日紹介済み)がSingle Cutされていますが、それに続く2nd Singleです。

 前作「Not 2 Gether」は、Mix Tape「Get Familiar」シリーズでもお馴染みのParty野郎であるClinton Sparkが手掛けた、James Brown「Bluse&Pant」ネタのMellowなR-n-Bでしたが、今回はSelf Pro.&feat.も無し、つまり完璧に自身の力のみで勝負というスタイルをとってきました。

 8月21日に配信済みのBCATくんのメルマガ(5★!)の言葉を拝借するならば、「アルバムの中でも特に目立つ、今風の雰囲気のアップデンポのTrack」でして、キラキラとした上メロに哀愁℃の高いMidに仕上がっております。
 再びBCATくんの言葉を拝借させて頂くならば(すいません、勝手に……)、「力強い歌声ですが、どこか寂しく、どこか切ない(中略)自分の歌を最大限に活かした繊細な世界観が広がっています」ね。雰囲気としてはCarl Thomas「She Is」的な“イイ曲”といったところでしょうか。

 ……と、新しい作品のように思われるかもしれませんが、BCATくんのメルマガで当然のように紹介済みですし、「Explosion」の8月のMonthly Bestにも挙げられていたほどの曲ですので、Reviewは短めで(逃)。知らなかった方は要Checkですぞ♪

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artist
Lumidee feat. N.O.R.E. & DJ Ted Smooth

title
Crashin’ A Party



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 「おっおっおっ♪」――歌い方こそ違えど、こんな単純極まりないフレーズで今年の上半期の話題をさらった2曲と言えば、お馴染みBeyonceの「Crazy In Love」と……そう、Lumideeの「Never Leave You」ですね。
 今更どちらの曲も説明する気はありませんが(RemixにあたるLumidee feat. Busta Rhymes & Fabolous「Uh Oooh(Remix)」は7月5日に紹介しているのに、BeyonceはReviewすら書かなかったんだ……うーん、ミーハーな我ながらビツクリ)、そのLumidee“おっおっおっ”嬢のデビューAlbum「Almost Famous」(=写真)からの2nd Promo Singleがこちらだす。

 feat.に迎えられているのは、Album全編に渡ってPro.を手掛けるDJ Ted Smoothなるお方と、我らが(……え?オイラだけ?)N.O.R.E.ことNoreaga。Introから4×8登場するDJ Ted SmoothのRapの合いの手として、お馴染みの「わっ!わっ!わっ!わっ!」節が炸裂しております。わっ!わっ!
 ギターの音を基調とし、乾いた音が弾けるTrackは、延々としたワンループから成っていることもあり単調な仕上がり。そんなTrack上で「Never Leave You」以上に抑揚のないLumidee嬢のVo.のために、ちょっと間延びしてしまいます。なんか彼女の歌い方の幅って広くないように感じません?

 Album Titleじゃないですが、確かに「Never Leave You」の特大Hitのお陰で“Already Famous”になっちゃった彼女だけに、この作品への評価は厳しくならざるを得ませんね。所々に挿入される「わっ!わっ!」フレーズと2nd VerseのNoreagaのPartの存在がせめても救いと言うのは言いすぎですかね。

 ってか、彼女ってば来年以降も活動してるのかなぁ……なんて、ふと思っちゃったり。失敬。

PS
 と、あまりにもオイラがReviewをさぼりまくっていたために、UKジャケ付き正規盤&続く3rd Singleの「Honesty」までもがPromoで出回り始めちゃいました(笑)。
 Pro.はやはりDJ Ted Smoothで、切なさ漂うギターフレーズをBackに、「Never Leave You」を模したと思われる唄い回しが所々に登場する哀愁系Midに仕上がっています。ちょっとマンネリ気味?

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artist
EPMD (PMD feat. Erick Sermon)

title
Look At U Now



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 早いもんで、03年も残り2ヶ月になっちゃいましたね(寂)。約2週間ぶりとなる今回Reviewですが、まずは前回のA.T.C.Q.復活劇に続けとばかりの……Erick and Parrish Making Dollars is Back(燃)!
 では、高校時代の同級生であるErick SermonとParrish Smith(a.k.a. PMD)から成る“Erick and Parrish Making Dollars”ことEPMDの輝かしい経歴に関して、やはりA.T.C.Q.同様に、駆け足で見ておきましょう♪

 Parrishがパン屋で働いて貯めた資金(!)を元に、「It’s My Thing」を含む数曲をレコーディングし、瞬く間にFresh Recordsとの契約を勝ち取った2人は、デビューAlbum「Strictly Business」を88年にリリース。
 Album Title曲や「It’s My Thing」、「You Gots To Chill」といった傑作が並ぶ同作で、いきなりChartの首位を制すると、翌89年には、傑作「So Wat Cha Sayin’」などを含む2nd Album「Unfinished Business」を制作し、再びAlbum Chartを制覇しました。この時点で、既に不動の地位を確立するに至ったと言っても過言ではないでしょう。


 その後、Fresh Recordsの倒産に伴ってDef Jamへと移籍した彼らですが、90年に3rd Album「Business as Usual」を、翌92年には4th Album「Business Never Personal」を、やはりNo.1 Hitへと導きました(個人的には「Head Banger」と「Crossover」を生んだ4th Albumが彼らのBestだと思っております)。
 その「Head Banger」にもfeat.されていたRedmanやK-Solo、また彼らが育て上げたDas Efxと言ったHit Squad勢の活躍もあり、“EPMD天下”に達したと思われていました……が、金銭的なトラブルから事実上の解散となってしまいました(涙)。


 ファンの熱い要望に応える形で、96年には復活5th Album「Back in Business」を、99年にはBest盤との2枚組となった6th Album「Out of Business」をリリースするに至っていますが、Erick SermonとParrish Smithの両者は、精力的にソロ活動を展開していくことになりました。
 ……あ。お気づきになっている方も多いでしょうが、彼らの6枚のAlbum Titleには、全て「Business」という単語が付いております。相当にMaking DollarsなBusinessをしていただろうに、金銭的なトラブルから(一時的とは言え)解散したのも、なんだかなぁ……って思うのはオイラだけでしょうか?


 閑話休題。(feat.として)Marvin Gayeの声を使った「Music」(最高♪)がAlbum Title曲になった「Music」(01年)や、特大Hitとなった「React」がこれまたA/T曲となった「React」(02年)など、Erick Sermonの活躍っぷりは記憶に新しいところでしょう。となれば、「じゃぁ、Parrish Smithの方はどうなんよ?」……えぇ、ごもっともな質問です。
 オイラの不勉強で申し訳ないのですが、実は、「Rugged-N-Raw」などで知られる96年の「Business is Business」(またBusiness……)以来となる、超久々のSolo Album「The Awakening」(=写真)を03年に出していたんですわ。


 で、これまたオイラの不勉強で申し訳ないのですが、同Albumからは既に、Pro. Pete Rockの「Buckwild」(カップリングにはfeat. Fat Joe & K-Solo「Back To Work」を収録)、Kutmasta Kurtのコスリがヤボイ「Straight From Da Heart」(こちらのカップリングはfeat.にDas Efxを迎えた「Next Chapter」を)という2枚のSingleが出ていました。
 そしてこの度、以前にWhite盤の形で出まわっていたらしい(全然知らんかった……)この3rd Singleが、先の2枚同様、Solid Recordsなるレーベルからのジャケ付き正規盤でリリースされたというわけなんです♪……あぁ、前置き長ぇ(笑)。

 ジャケにデカデカとお馴染み“EPMD”のロゴが描かれている通り、PMD名義ながらもfeat.にErick Sermonを迎え……となれば、こりゃぁ、実質的にはEPMDの新曲と言えるでしょう(濡)。
 ジャケの写真通りなのか、Live時の音声を録音したと思われる10秒強のIntro(Albumで「Look At U Now」の前に収録されている「EPMD Live Show Interlude」か?)に続くTrackは、ダークで太く重みのあるFunk臭プンプンの男気な仕上がり(黒)。

 EPMD名義のSelf Pro.であるそのTrack上で、2人の素晴らしく息の合った掛け合いが繰り広げられております。やっぱりEPMDはこうでなくちゃ。流石。

 そして、Erick Sermonが主にマイクを握り、4カウント毎に力強くTitle Callがされる口ずさみ必至のhookのカッコ良さと言ったら、そりゃぁもぉ……(濡)。Look At U Now!

 さて。特に今年に限ったことではないのかもしれませんが、それでも今年の懐古傾向は顕著なものがあると思われます。先のA.T.C.Q.じゃないですが、このEPMDのClassicの数々がネタ使いされることも十二分に想像できますし、新譜を追うだけじゃなく、定番と言われるClassicの数々も合わせて勉強しておきましょう(と自戒も込めて)。

PS
 そのErick Sermonと言えば、feat.にRedmanを迎えた「Close The Club」という曲をAV8からの正規盤でリリースしたみたいですね。聴いた方は詳細を教えてくだちゃい(願)。

PS
 で、EPMD子飼いのDas Efxと言えば、最近になって「Dro And Henne」なる曲をWhite Promoでリリースしているようですが(これまた誰か詳細を教えて下ちゃい)、そのDas EfxのClassicである「Tey Want Efx」(のネタであるJames Brown「Blind Man Can See」)使いのPromoが最近になって出まわっているらしいです。
 それが、Ruff Rydersと契約を交わした注目の中国人RapperであるJinの「Learn Chinese」というベタベタなTitle(笑)の1発。feat.にWyclefを迎え、中華風な女性Chorusということらしいので、要Checkが必要になりそうです(これまた誰か詳細を教えて下ちゃいagain)。

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artist
DMX

title
Get It On The Floor / We ‘Bout To Blow



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 復活する者あれば、去る者もあり――。A.T.C.Q.とEPMDの復活劇に続いては、今のシーンを代表するArtistの“引退Album”からのSingle Cutを2枚続けて。
 まずは、先日リリースされた5th Album「Grand Champ」(=写真)をもって引退することを表明しているDark Man XことDMX(BCATくんのArtist Databaseには、いつも“勝手に”お世話になってます、てへ♪)の、8月31日紹介済みの「Where The Hood At」に続くAlbumからの正規Singleとなったこちらから参りましょう。

 Get It On The Floor Get It On The Floor(What!)Get It On The Floor Get It On The Floor(What!)
 You Don’t Wanna Party Then Your Ass Gotta Go(What!)You Don’t Wanna Party Then Your Ass Gotta Go(C’mon!)
 Now You Can Ride To This Motherfucker(Uh)Bounce To This Motherfucker(Uh) Freak To This Motherfucker(Let’s Get It On)
 Get It On The Floor(What!)Get It On The Floor(What!)Get It On The Floor(What!)Get It On The Floor(That’s Right!)

 A/Wのfeat. Swizz Beatz「Get It On The Floor」は、DMXを筆頭としたRuff Ryders勢の躍進と歩みを共にしてきたとも言えるSwizz Beatzが手掛けた、まさに“Siwzz節”全開のTrack。
 DMXの「Let’s Get It On!」に続いてSiwzzが「We Don’t Give A What What!」(×2 times)とかませば、のっけからSwizzがTitle Callを連呼し、DMXが吠えまくっているhook(↑)へ。

 初期Ruff RudersマナーなTrackの出来と言い、DMXのRapと言い、「“今までと一緒”感も否めませんが(失礼!)、良くも悪くも、これが“DMX”というRapperなんでしょう」(8月31日紹介済みの「Where The Hood At」のReviewより)。

 で、対するB/Wにはfeat. Big Stan「We ‘Bout to Blow」を収録。……聴けば分かるでしょうが、ぶっちぎりでこっちの方がキれてますわ(燃)。
 Pro.は、Eveの2nd Album「Scorpion」にもPro.としてクレジットされていることからも分かるでしょうが、元はRuff Rudersの一員だったDame Grease(for Vacant Lot Pro.)。豆知識として、あのMary J.姉さんの「Dance For Me」を手掛けたのもこの人です(意外な感じだなぁ)。

 Bloodline, We Bout To Blow(What!)Ruff Ryders, We Bout To Blow(What!)
 Vacant Lot, We Bout To Blow(What!)Man, Bitch-Ass Niggaz Just Don’t Know

 「おぉぉぉ〜〜っ!!Def Jam Yeah!(Come On)Ruff Ryders Yeah!(Come On)」(×3 times)の、“これぞDMXの真骨頂!”と言うべき凄まじ過ぎる雄叫びに続いては、これまたとんでもなく分かりやすい&アゲアゲなhook(↑×2 times)。
 ファンファーレ調に仕上がったBlowfly「Sesame Street」使いの超疾走系アッパーTune(うっすらと「ロッキーのテーマ」風にも聴こえる?)上でDMXがかますのですが……異っ〜常にキれてます。なんか、全ての感情をありったけぶつけているような勢いで怖いぐらいです(笑)。
 1st Verseの「Y’all niggaz make money, money, money My Niggaz take money, money, money」とか「I’m a pump pump it up like Joe Budden」なんてラインはニヤリでしょ?

 DMXの吠え声を従えながら、負けじと2nd Verseをかますのは、feat.に迎えられたBig Stan。こいつ、かなりカッコEぃRapをしますね。イメージ的にはTerror Squadにいても通じそうな雰囲気がありますな。
 ちなみに、このBig Stanって人は、DMX自身が後進の育成のためにDef Jam傘下に立ち上げたBloodline Records所属の♂Rapperですね。他に誰がいるか知らんけど(笑)。

 そんな2人の勢いは留まる事を知らず、4×8毎にまかす3rd Verseでテンションは最高潮へ(濡)。DMXのPartの最後の「and Pa Pop Pop Pop!」に被るように登場するBig Stanの冒頭の「None Stop Shots Ringing Out, Cowards Hit The Ground I Came To Get Down If You Came To Get Down」のライン。2nd Verseより声が高目で、一瞬、それこそBig Punかと思うぐらいのイケメンっぷりですわ、マジで。ヤボイ。

 「Stop Being Greedy」や「What’s My Name」的な、ある意味の原点回帰(変わってないだけ?)。「正直、永遠のParty Tune「Party Up」を越えることは期待していませんでした」と「Where The Hood At」に関しては書きましたが、これは(系は違えど)それに十二分に匹敵する破壊力を有するBombでしょう(燃)。

 あぁ、本当にDMXは引退するんかなぁ……(寂)。「それにしても、彼が引退したら、誰がこういう役回りを演じるんでしょうね?やっぱり無難にM.O.P.なのか?ここは一つ、新人の台頭に期待」ですな。やっぱ。今までありがとうございました。

PS
 以前、feat.にRuff Rydersの面々を迎えた「Where The Hood At」のRemixがあることはお伝えしたかと思いますが、今度は、feat.にRed CafeとGravy(……ん?誰?)を迎えた新しいVer.のRemixが(オイラが把握している限りではKillah Kuts盤のみで)存在することが判明しました。

 で、そのRemixも気になりますが、そこにfeat.されているRed Cafeの新曲も気になります。それが、AristaからのTest Promoでのみ存在しているらしい「Black Out」という曲。
 feat.にはBusta(Flipmodeの面々を迎えた「Light Ass On Fire(Remix)」があるとかないとか?!)を、Pro.にはTrackmastersを迎えた大ネタ仕様の1発らしいのですが、誰か詳細を知ってますでしょうか?……って、今日のReviewは質問が多いですね、すまそん(詫)。

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artist
Jay-Z feat. Exo

title
Hovi Baby (Remix)



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 「ちょうど全てが揃うんだ……“Black Book”(来春に出版予定の自叙伝の題名)に“Black Sneaker”(Jay-Zモデルのスニーカーである「Reebok S. Carter」のBlack Ver.のこと)、“Black Album”と来たら、11月の“Black Friday”だろう。11月によく新作を出してるから、いいんじゃないかな」

 Black Friday(魔の金曜日=キリスト処刑の曜日)にあたる11月28日の金曜日に、最新Album「The Black Album」(=写真)を全米でリリース予定のJay-Z。既にご存知のことと思いますが、Jay-Zはこの最新作をもって引退することを表明しております。

 「俺がこのAlbumでやりたかったのは、俺がまだMusic Businessに足を踏み入れたばかりの頃、つまり88〜94年頃のエネルギーを再び取り戻すことだったんだ」

 「Frontin’」や「Excuse Me Miss」の再来とばかりにPharrellとかましている(らしい)「Change Clothes」なる曲が同Albumからの1st Cutのようですが(盤は未確認)、AlbumのPro.としては、DreやTimba、Premier、Rick Rubin、Just Blaze、Kanye West……と言ったシーンを代表する面子が迎えられているそうです。
 また、feat.陣にも、Eminemや50 Cent、Prince(!)と言ったところが迎えられているようでして、まさに有終の美を飾るに相応しいとんでもない内容が期待できそうですね(濡)。

 ……と、その前に。以前からその存在が噂されていた、このfeat. Xso「Hovi Baby (Remix)」が、既にお馴染みになった感のあるDef Jam Test White Promo(なのかな、本当に?どうもBootに思えて仕方がない……)でリリースされました。
 ぶっちゃけ、Last Albumからの先行Cutかどうかは不明なのですが(寧ろ違う気がしなくもないけど)、まぁ、Albumのリリースまではもう少しあるってことで、これで場を繋ぎましょう(笑)。

 今さら説明不要でしょうが、前作「The Blueprint 2:The Gift & The Curse」(02年)からのSingle CutであるJust BlazeによるOriginal Verは、TLC「Diggin’ On You」のL.A. Live RemixのIntroと同じネタ(……で、このネタは何?)をループさせた壮大な雰囲気を漂わせるTrackでしたね。
 で、このRemix。冒頭でExoが「Trackmaster’s XO This remix is for you」とA cappellaで呟いているように、クレジットこそありませんが、恐らくTrackmastresが手掛けたものと思われます。

 そんな“a.k.a.大ネタ番長”ことTrackmastersがPro.をしているのですが、今回は正統派なProductionで来ました。うん、やれば出来る(笑)。BPMもOriginalに比べるとぐっと早められ、こちらの方がフロア向けですね。
 どこかClipse「Gridin’」ライクな音にピコポコとしたスペーシーな打ちこみを載せたようなTrackで、のっけからかまされるExoの「It’s Hovi Baby♪」フレーズが耳に残ります。

 「それはそうと、IntroからA Cappellaで伸びやかに歌い上げている“Exo”ってのは誰じゃい?」とお思いの方もいらっしゃるでしょう。恐らく、このExoって♀3人組は、DJ EnvyのAlbum「The Desert Storm Mixtape:Blok Party Vol. 1」(03年)に収録されていたFoxy Brwon「2 Ill」のChorusなんかで、その透き通った歌声を披露していたXso Drive(元XO)のことでしょうね。
 7月6日の『Trackmasters特集』Reviewでも取り上げた、Gang Starr「Mass Appeal」使いのfeat. Red Cafe「Can I Get It Back」や、03年の9月にリリースが予定されていた(どうなったんだっけ?)、Trackmasters名義では恐らく初となるコンピAlbum「Tailor Made」からの先行Promo SinglとしてCutされたTrack Masters feat. LL Cool J, Duchess & Xso Drive「Whassup Shawty」なんかがありましたし、彼女達の名前を覚えている方もいらっしゃるかと思います。


 あ。どうでもいいけど、「Can I Get It Back」のジャケ右上のシールに「Album In Sotres Fall 2003」とあったけど、どうなったんじゃろ?同じく7月6日に紹介したCherub feat. Donell Jones & Red Café「You’re My Sunshine」のCherubにしても、ジャケ付きPromoで気合が入っているのかと思ったらその後の動きはないみたいだし……流石、“新人Singer放任主義”のTrackmastersが送り出すだけあります(笑)。

 ……すいません、なんのReviewか分からなくなるぐらいに脱線が過ぎました(詫)。そのTrackの変更に合わせるかのように、Jay-ZのRapも全面的に差し替え。おもいっきり前のめりに攻め立てています。
 hook(↓)に関しては、Originalのリリックをまんま拝借しながらも(2×8+4カウントまでは一緒ですね)、「Un-」の単語は全てExoがBack Vo.で呟き、やはり「It’s Hovi Baby」のきゃわE声が耳に残る仕上がりに生まれ変わっております。

 Can’t Touch The Untouchable, Break The Unbreakable, Shake The Unshakeable(It’s Hovi Baby)
 Can't See The Unseeable, Reach The Unreachable, Do The Impossible(It’s Hovi Baby)
 Can’t Move The Unmoveable, Stop The Stoppable, Top The Untoppable(It’s Hovi Baby)
 Yes(Remix)Yes(なんたら)Yes(One Mix)(Baby It’s Hovi)

 さきほどのDMXじゃないですけど、これだけの勢いがあるRapperが表舞台から身を引くのは寂しいもんがありますよねぇ。これでNasとかまで引退するなんてことになった日にゃ、Biggie&2 PACの死と同様に、いや、それ以上に実感として、確実に一つの時代が終わることを目の当たりにすることになるでしょう。やだな、そんなHip Hopなんて……。

PS
 ちなみに、メロディアスな上ネタながらも、チキチキ“Timba節”炸裂のfeat. Timbaland「Get Off Minez」がB/Wに収録されているのですが、これはひょっとしたらAlbumにも収録されているのかもしれません。間違ってたらゴメンちゃい(逃)。

PS2
 Albumリリースを記念して、11月25日に、New Yorkのマディソン・スクエア・ガーデンでRussell SimmonsやReverend Run、Memphis Bleekらと共に慈善コンサートを開催することを発表したJay-Zですが、9月27日の発売開始後、チケットは8時間弱でSold Outとなったそうです(驚)。
 このコンサートの収益金は、Russell Simmonsが主宰する「Hip Hop Action Network」と、Jay-Zの本名を冠した「Sean Carter奨学金基金」に寄付されるらしく、「Hip Hop Action Network」の目標である100万人の新規登録者を獲得する手段としても使われるそうです。

 これだけの影響力のあるJay-Zですが、「ずっとビジネスマンとRapperの“二足の草鞋”を履かされていた。これからはビジネスを選ぼうと思う。最初からビジネスをしたかったんだ。Albumは1枚出せればいいと思ってた」と、やっぱり引退の意思は固いようで。その一方で、こんな↓発言も。

 「将来的にどうなるかは分からない。ほかにリリースがあるかもしれないが、フル・アルバムにはならないだろう。何が出るか楽しみだよ」

 ……ほんと楽しみですよ、えぇ(待)。本当に引退するんかいね……(寂)。

評価

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